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甲斐 哲也; 勅使河原 誠; 渡辺 昇; 原田 正英; 坂田 英明*; 池田 裕二郎
JAERI-Conf 2001-002, p.786 - 792, 2001/03
これまで、1個の背面プレモデレータを共有する2個のモデレータセットを提案してきた。最高漏洩中性子束となる場所に2個のモデレータが同時に配置されている。また、拡張型プレモデレータは、冷中性子強度をより強くすることが示されており、拡張型プレモデレータの最適化により、さらに中性子強度を高められると考えられる。一方、強度を犠牲にせず、背面プレモデレータを省略して2個のプレモデレータを1個で置き換え可能と考えることもできる。またパルス特性の改善も期待できる。本論文では、主モデレータと拡張型モデレータの最適化を行った。その結果、1個のモデレータを用いた場合において、より高い時間積分、パルスピーク強度が得られ、モデレータ核発熱も低減された。よって、2個のモデレータを1個のモデレータで置き換えるべきであるという結論に至った。
甲斐 哲也; 原田 正英; 渡辺 昇; 勅使河原 誠; 坂田 英明*; 池田 裕二郎
JAERI-Conf 2001-002, p.868 - 872, 2001/03
MWクラスの短パルス核破砕中性子源において、2cmの水素と3cmの軽水を組み合わせた非結合型複合モデレータが、高分解能液体メタンモデレータの代替として提案されてきた。しかし、50-100MeV領域におけるパルス波形は、液体メタンや液体水素モデレータからのものと比較して、幅が広く、減衰時間も大きなものであることがわかった。さらに、ある領域で時間積分強度が勝っているにもかかわらず、パルスピーク強度では劣っていることもわかった。本論文では、より狭いパルス幅と、短い減衰時間を得ることを目的として、水素と軽水の間をポイゾンした複合モデレータについて研究を行った。
原田 正英; 及川 健一; 甲斐 哲也; 明午 伸一郎; 高田 弘
no journal, ,
J-PARCの核破砕中性子源の中性子パルス性能を確認するために、中性子強度と中性子パルス形状を測定した。しかし、He-3検出器システムと金箔放射化法とで測定される中性子強度に相違があった(約20%)。そこで、次の3つの改善を行った。(1)長波長中性子を用いて、He-3中性子検出器の検出効率を測定した。(2)ランダムパルス発生装置を用いて、不感時間補正を行った。(3)同じコリメータ設定条件を用いた。JSNSの実験装置「NOBORU」(BL10)で再測定を行った結果、He-3検出器システムと金箔放射化法とで測定される中性子強度に良い一致を得ることができた(10%以下)。これに加えて、陽子ビーム強度、位置、プロファイル依存性も測定した。その結果を、粒子輸送計算コードPHITSで計算によって分析し、中性子強度が陽子ビームの強度、位置、プロファイルに依存することがわかった。